来てくれたゲストに楽しんでもらいたい。
感謝の気持ちを伝えたい!
ふたりのことをもっと知ってほしい。
結婚式ムービーを使った演出は、新郎新婦のこんな希望をかなえてくれます。
でも結婚式ムービーにはどんな種類があるの?と疑問ではないですか?
この記事では結婚式ムービーの3つの種類を場面、目的、効果のポイントから分かりやすくご紹介します。
また出席者に楽しんでもらえる、ウェディングムービー作りのコツも合わせて読んでみてください。
【オープニングムービー】で披露宴開始のワクワクを高める
1つ目はウェルカムムービーとも呼ばれる、オープニングムービーです。
オープニングムービーの場面
オープニングムービーを上映するタイミングは
【オープニングムービーの上演タイミング】
新郎新婦が披露宴会場に入場する直前
です。
準備ができると会場の照明が落とされ、写真やコメントによる新郎新婦の紹介と出席者へのウェルカムメッセージがBGMとともに表示されます。
新郎新婦はまだ披露宴会場に入場していないので実際には見られませんが、ドアの反対側からゲストの反応が聞こえるかもしれませんね。
オープニングムービーの目的
オープニングムービーの目的は
【オープニングムービーの目的】
「これから新郎新婦が会場に入場し、披露宴が始まりますよ」とお知らせする
ことです。
また忙しい中、来てくださったゲストへの感謝のメッセージを贈りましょう。
オープニングムービーの効果
オープニングムービーの効果は
【オープニングムービーの効果】
会場の雰囲気をひとつにして出席者の「これから披露宴が始まるんだな!」という期待とワクワク感を高める
ことです。
披露宴会場にいるゲストはおしゃべり中だったり、スマホを見たりしながら披露宴の始まりを待っていますよね。
そんなときにオープニングムービーが始まると、みんなの注目はスクリーンに。
出席者にとってはあまり知らない相手方を知ることができ、歓迎の言葉で気持ちも温かくなり、会場は一体となるでしょう。
そんな中あなたが登場すれば、すでに気持ちが盛り上がっている皆さんに心から歓迎されること間違いなしです。
オープニングムービーのサンプル
では実際にオープニングムービーとはどういうものかをご紹介しますね。
【プロフィールムービー】で人生と出会いを感動的に紹介
2つ目は生い立ちムービーとも呼ばれる、プロフィールムービーです。
結婚式ムービーの中でも最も需要と人気がある種類なので、上映することをおすすめします!
プロフィールムービーの場面
プロフィールムービーを上映するタイミングは
【プロフィールムービーの上演タイミング】
- お色直し中や中座中
です。
おふたりの子供時代~今までの写真やテロップを、BGMにのせて紹介します。
新郎新婦は見られませんが、後ほどゲストから感想を聞けるでしょう。
プロフィールムービーの目的
プロフィールムービーの目的は
【プロフィールムービーの目的】
ゲストに新郎新婦のそれぞれの人生、なれそめや出会いを知ってもらう
ことです。
また新郎新婦が会場にいない間は、手持ちぶさたになってしまう主席者も。
中座中も、おふたりを紹介するビデオで皆さんを楽しませましょう。
プロフィールムービーの効果
プロフィールムービーの効果として
【プロフィールムービーの効果1】
成長を見守ってきた家族には、写真やメッセージで懐かしさや感動を与えます。
中には泣き出してしまう家族もいますよ。また
【プロフィールムービーの効果2】
親友や同僚は、あなたの子供のころのかわいい姿を見て盛り上がるでしょう。
また相手方にあまり面識がないゲストにも知ってもらい、親近感を感じてもらえるのがメリットです。
プロフィールムービーは、結婚式ムービーの中でも最も披露宴の盛り上がりのカギになる種類といえます。
早めから写真を集めたり、自作・依頼の準備をしておきましょう。
プロフィールムービーのサンプル
では生い立ちムービーとも呼ばれる、プロフィールムービーの例をご紹介しますね。
【エンディングムービー】でゲストへの感謝を伝える
3つ目はエンドロールとも呼ばれる、エンディングムービーです。
エンディングムービーの場面
エンディングムービーを上映するタイミングは
【エンディングムービーの上演タイミング】
- 披露宴の最後
です。
新郎新婦の退場前や、退場してゲストを見送る準備中に流しましょう。
エンディングムービーの目的
エンディングムービーの目的は
【エンディングムービーの目的】
出席者のお名前とメッセージを表示し、出席してくださった感謝の気持ちを伝える
ことです。
披露宴中は時間的なこともあり、ゲストおひとりずつに個別に感謝の気持ちを伝えることは難しいでしょう。
でもお名前や一緒に写っている思い出の写真とともにメッセージをテロップにすれば、ありがとうの気持ちをすべての人にダイレクトに伝えられます。
また退場後に上映すれば、ゲストのお見送りの準備にあせる必要がありません。
エンディングムービーの効果
エンディングムービーを流すと
【エンディングムービーの効果】
まるで映画のエンディングのような演出で、披露宴をスマートに感動的に締めくくれます。
個別に名前と感謝のメッセージが表示されたゲストの皆さんは、披露宴会場をあたたかい気持ちで後にでき、印象的な結婚式だった!と思ってもらえるでしょう。
また最近人気があるエンディングムービーは「撮って出し」という方法です。
撮って出しは、専属カメラマンがメイクや挙式から披露宴の一部を撮影し、リアルタイムで編集して、退場前に上映するタイプ。
当日作成のエンドロールは、今日の感動を再び味わえるムービーというだけではなく、新郎新婦が何度でもこの先見られる一生の思い出になるでしょう。
エンディングムービーのサンプル
披露宴を締めくくる、エンディングムービーのサンプルをご覧ください。
こちらは「撮って出し」と呼ばれる当日の撮影、編集のエンドロールです。
ゲストが楽しめる結婚式ムービーを作るコツ
結婚式ムービーを3種類紹介しましたが、実は他にこんなタイプもあります。
- 手紙を読むかわりの【メッセージムービー】
- 友人や同僚が場を盛り上げる【余興ムービー】
- リラックスした2次会の開始を告げる【2次会ムービー】
しかしあまりたくさん映像演出を使うと、あまりライブ感のない披露宴になってしまいます。
ゼクシィの調査によると、オープニング、プロフィール、エンディングから選んで2~3つを上映しているカップルが多いことが明らかになっています。
参考:ゼクシィ結婚トレンド調査2018
あなたも、これは外せない!という種類を厳選して演出することをおすすめします。
それでは最後にゲストが楽しめる結婚式ムービーを作るコツをご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
- オープニングムービーのポイント
- 新郎新婦の入場をカウントダウンする演出が盛り上がるのでおすすめ!
- BGMが新郎新婦入場の曲とあまりかけ離れすぎないようにする。
- 長すぎると飽きてしまうので、1~3分程度の短さのムービーにする。
- プロフィールムービーのポイント
- どんなイメージにしたいかまず考え、写真、コメントとBGMを選ぶ。
- 長さは十分な紹介ができつつ、出席者が飽きない程度の5分前後にする。
- ゲストに楽しんでもらえるよう、ゲストと一緒に写っている写真を使う。
特にBGMの選曲でムービーの印象がかなり変わるので、どのような出来上がりにしたいかをじっくり考えて選ぶのがポイントです。
- 楽しいイメージ
- 明るいイメージ
- 感動的なイメージ
- エンディングムービーのポイント
- 出席者のお名前や表示順番に間違いがないか確認する。
- 親しみを込めて、ゲストと一緒に写っている写真を使う。
- 簡単でいいので、出席者全員に大きな読みやすい字でお礼の一言を添える。
結婚式ムービー全体で気をつけたいポイント
あなたも結婚式ムービーを作ろうという気になりましたか?
失敗しないために、制作の際にはこの2点に気をつけてくださいね。
- アーティスト曲の使用に気をつけよう
結婚式ムービーに市販の音楽を使用する場合は、ISUM(一般社団法人音楽特定利用促進機構)という機関に音楽使用申請と使用料の支払いをする必要があります。
無断で使用すると著作権侵害で罰せられるので、注意しましょう!
結婚式ムービー制作会社に映像を依頼すれば、申請を代行してくれるところがあるので安心です。
こちらの記事でおすすめの結婚式ムービー制作会社を5社紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
リンク>>>結婚式ムービー外注業者おすすめランキング5
- 写真はゲスト全員が楽しめるものを選ぼう
披露宴の主役は新郎新婦ですよね。
でもふたりの仲のよさをゲストの皆さんに見てもらいたいばかりに、親密すぎる写真をムービーに使うのは控えましょう。
なぜなら、上司や年配の親族などから反感を買う可能性があるからです。
誰が見ても微笑ましく思える写真を選ぶことがゲストに喜んでもらえる秘訣ですよ。
結婚式ムービーの種類のまとめ
この記事では、結婚式ムービーの以下の3つの種類についてご紹介しました。
【この記事で紹介した3つの結婚式ムービーの種類】
- オープニングムービー
- プロフィールムービー
- エンディングムービー
それぞれを上映するタイミング、目的や効果の違いはわかりましたか?
ゼクシィの調査によると74%の新郎新婦が挙式、披露宴、披露パーティーで映像を使った余興や演出を行っています。
あなたも出席者が楽しめるムービー作りのコツも見ながら、ゲストに感動を与え、感謝をしっかりと伝えるムービーを作ってくださいね。